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2007/03/26

災害は忘れた頃に

これまで比較的地震の被害が少なかった能登半島でそれは起きた。
そして,今なお余震の恐怖がぬぐえない状況にある。
新潟県中越地震からまだ日が浅く,ようやく復興したかに思えた矢先の地震であり,不安感はかなり強いのではなかろうか。
震度6強にしては人的被害が少なかったのは,地震の範囲が非常にせまかったことが原因なのであろう。
能登半島は以前訪れたことがあり,昔ながらの佇まいで非常にいい歴史的な街並みだったのを覚えている。報道を見ると,多くがその昔ながらの住宅のようであり,大きな被害が出たのは残念である。これからの復旧作業は決して楽ではないが,1日も早く復旧されるよう祈りたい。

29年前,現在の仙台市地区で死者16名,10,000名以上の重軽傷者を出した宮城県沖地震。
一部の団地では地盤が軟らかく地すべりの危険があるからと撤退を余儀なくさせられるなど,その爪あとから復旧するのに相当の時間を要した。
それでも地震における火災の被害が非常に少なかったのは,時期的に暖房器具が使われていなかったこと,まだ夕食の支度には早い時間帯でそれほど火が使われていなかったことなどがあげられる。そして,その少し前に前震があり,火を消すなどの市民の防火意識があったという分析結果がある。

今後30年以内に同規模の地震が起きる確率が98%と言われている宮城県では,多方面で震災対策が検討されているが,最も効果的な対策はやはり個々の対策と一人ひとりの心構えなのである。
その時ちょうど高層ビルに居合わせていたのだが,立っていられないほどの揺れで,当時は地震対策などしているはずもない机などは右往左往し,窓から飛び出そうかという勢いで部屋を走り回った。
今ではそれを教訓にロッカーや備品関係はすべて滑り止めや落下防止などの耐震対策がされている。
まずは身の回りから万一に備えた対策を考えてみよう。

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