相撲界のナゾ
朝青龍がモンゴルへ帰国した。母国での休養中にサッカーに興じたことから発展した騒動はこれでピリオドを打たれるのだろうか。
たしかに今回の軽率な行動は仮病と疑われてもしかたがないことであり,糾弾されてもやむを得ない。
しかし,その後の角界の動きやマスコミの対応には非常に疑問を感じる。正直,そこまで追求する必要はないように思う。
治療のために帰国するのに,角界はなぜにそこまで反対するのだろうか。それ以前に,治療のために帰国するという行為に対して,協会が右往左往して討論しで許可する必要なのだろうか。部屋からの届出だけで済む問題であり,制裁行為とは切り離すべきである。
対面を保つために必要以上に神経質になっているようにしか思えない。
マスコミも,他にネタがないのか,帰国日を予想して張り込むなど,パパラッチ顔負けの取材攻勢をみせた。
今回は多少時間を要しても支障がなかったようであるが,それは結果論であり,一刻を争う事態だったらどうしたのか。役員が集まらないからという理由で待ったをかける問題ではない。
それに,ドクターを随行させることよりも親方が随行することが了承したひとつの要因になっているようだが,本末転倒に思える。
どう考えても人道的に納得がいかないのは私だけだろうか。
今回の事件は,模範となるべき人物のとるべき行動ではなく,それなりのけじめをつける必要はあるが,一連の角界の対応は前近代的で不可解である。
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