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2014/07/31

万能鑑定士 モナ・リザの贋作を見抜けるか

話題の作品だけに観られた方もいるでしょう.かくいう私も万能鑑定士Qの事件簿シリーズを読んでいるだけに,どういう仕上がりになっているか興味があり,久々に映画館に足を運び,「モナ・リザの瞳」を観てきました.

万能鑑定士シリーズは人の死なないミステリーが売りで,凶悪犯が登場しない珍しい小説といえます.ストーリーのテンポが小気味よく,随所の散りばめられたネタに感心させられ,つい引き込まれてしまいます.

内容的には原作「万能鑑定士Qの事件簿IX」をほぼ忠実に描かれており,イメージ通りで違和感はありませんでした.ただ,気になったのは導入部がかなり簡略化され,ルーヴルの臨時学芸員のテストに招待された経過が理解しにくいような感じでしたが,まあ仕方のないことかもしれません.モナ・リザの贋作を見抜けるか.その伏線は同シリーズVに書かれているので,より理解したければ読んでみてください.

主人公凛田莉子は美術大講師を父に持つ竜泉寺里桜とともに最後の特訓を受けるが,そこに待ち受けているトリックはテーブルマジックなどでも使われているものなのに,最後までそれと気づかせない流れはさすがとしかいいようがありません.

これ以上書くとネタばれになりかねないので,あとは読んでからのお楽しみ.個人的には別のシリーズが気に入っているのですが,映像化するにはIX「モナ・リザの瞳」がインパクトがあるかもしれません.「モナ・リザの瞳」以外でもいろいろなネタが散りばめられているので,好きな巻から読んでも楽しめると思います.興味があったら読んでみてはいかがでしょうか.

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