2017/12/12

宮原選手 復活のきざし

有力選手の相次ぐケガで欠場したなかでファイナル進出を果たした宮原選手は,結果的に5位と表彰台を逃しましたが,客観的に得点だけからみればけして調子が悪かったわけではなく,世界トップとの差がまだあるということでしょう。

とはいうものの,いまひとつジャンプで精彩を欠いていたのは否めないものの,表現力(プログラムコンポーネンツ)は着実に伸びており,ほぼ互角といっていいかと思います。
ジャンプに関しては高さが足りなかったのか回転不足をとられるなど精度がイマイチでした。しかし,あれだけ実戦から離れていたなかで,完全復活とはいえないものの,これだけの結果を残せるまでに復活したのはうれしい限りです。

次は2枠しかない平昌オリンピック代表選考会を兼ねた全日本。メダル獲得に向けてさらにジャンプの精度をあげることができれば代表は確実でしょう。そして2人目には,成長著しい樋口新葉,難病を克服して復活した三原舞依,表現力が武器の本田真凛の三つ巴を誰が制するのか。客観的に見れば樋口選手が一歩リードしているようにはみえますが,全日本の結果次第であり,誰にも切符を手にする可能性があります。個人的には三原選手を応援したいのですが,うーん,悩ましい。

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2017/12/03

メドベージェワ ファイナル欠場

やっぱりというか,心配されていた事態になったようです。ロシア大会,NHK杯を制し,ファイナル一番乗りを果たしたメドベージェワが右足の骨折でファイナル欠場となったとの報道が流れました。

本人は強気のコメントを出していましたが,NHK杯後にギプスをしていたとのことから大事をとり,平昌代表選考となるであろうロシア選手権に向けて治療するとのことですが,果たして間に合うんでしょうかねえ。詳細なけがの状況は知る由もないのでなんともいえませんが。

代わって出場することになったのは宮原選手。運も実力のうちといいますが,スケートアメリカの結果を見る限りほぼ復活といってもいいようなので,出るからには最高の演技を期待したい。
樋口選手も状況次第ではメダルを狙えると思うので,ワンツーフィニッシュを期待するのは高望みでしょうか。

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2017/11/23

波乱の女子フィギュア界

グランプリシリーズも残すところスケートアメリカとなり,女子の最後の1枠が決まりますが,ここへきてトップを走っているメデベジェワ選手(RUS)が右足甲の骨にひびがあるとのことでファイナル出場が危うくなってきたとか。
そして,スケートアメリカに出場予定だったアンナ・ポゴリラヤ選手(RUS)もけがで欠場とのこと。

メデベジェワ選手はNHK杯も痛み止めを飲んで臨み,ミスはあったもののトップをキープ。本人は出場に意欲を示しているとのコメントを出しているようですが,はたしてどうなるのか。報道では詳しい状況がわからないのでなんともいえませんが,ドクターストップの可能性も示唆されているようでもあり,無理して平昌欠場とならないことを祈りたい。

スポーツ選手にけがはつきものとはいいますが,最近のフィギュア界ではそれ以外のトラブルで若くして欠場や引退する選手が目立ちます。
ユリア・リプニツカヤ選手(RUS)は拒食症が原因で引退。リプニツカヤ選手といえば華麗なキャンドルスピンに思わず見入った記憶があります。ロシアは競争が激しく台頭してきた選手が取って代わったものとばかり思ってましたが,そういうことでしたか。まだ10代なんですがねえ。

そして美しきスケーター,グレイシー・ゴールドもいつの間にか見なくなったと思ったら休養宣言していたらしく,今シーズンは見ていません。理由は明らかにしていないようですが,専門家の助けを借りてしばらく休養するとか。なんとも意味深なコメントですが,もしかして・・・
ほんの300グラムの体重変化がジャンプに影響するといったことが聞こえるフィギュア界,そんな推測が頭をよぎります。
華やかなリンクの外で,けがもさることながらメンタルとの戦いを強いられるスポーツ,それがフィギュアスケートだということを改めて知らされました。

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2017/11/20

グランプリファイナル残りは1枠

フランス大会までの結果,女子は5名まで確定しました。ここにきて実力者が順当な演技を行ったことで,最後の1枠はアメリカ大会次第。メンバーを見る限り今大会好調のアシュリー・ワグナー(USA)とポリーナ・ツルスカヤ(RUS)の一騎打ちかも。日本の樋口新葉はちょっとヤバい雲行きになってきました。

とはいえ,何が起きるかわからない勝負の世界。樋口選手のファイナル進出に希望を託したい。

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2017/11/11

宮原 ファイナル逃す

NHK杯の結果,早々にファイナル進出を決めたメドベージェワ(ロシア)はさすがですねえ。今のところ敵なし。加えてカロリーナコストナーも妥当なところ・・・と言いたいところですが,彼女がファイナルに出るのってかなり久しぶりのような。。。

では日本勢はどうか。ロシア,中国大会でともに入賞した樋口選手が当確。左股関節の疲労骨折から復帰した宮原選手は,SP,FSともにミスが響き,5位と出遅れ,アメリカ大会でトップをとってもポイントが足りず,残念ながらファイナル進出を逃しました。

本人のコメントではケガは回復したものの体力などに不安があるようなことでしたが,体力もさることながら,やはり実戦から離れているのも影響しているのが大きかったようで,大きなミスはなかったものの,全体的に動きにいつものキレがなく,どこか元気がないように感じました。来月の全日本選手権では本来の演技が見られることを楽しみにしましょう。

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2017/10/20

いよいよフィギュアグランプリ開幕

ロシア杯を皮切りに,いよいよフィギュアスケートGPシリーズが開幕します。
男子の注目はなんといっても羽生選手でしょう。自身4種類目となる4回転ルッツジャンプを取り入れることを明言しており,ネイサン・チェンとの直接対決が楽しみです。

女子はメドベージェワ(ロシア)やコストナー(イタリア)に樋口若葉,坂本花織がどこまでせまれるか。スケートカナダに登場予定の本田真凛,そしてNHK杯に予定されている宮原知子の復活が見どころ。

さてさて,目が離せないシーズン突入です。

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2017/09/10

メダル獲得なるか 中田ジャパン

ブラジルから白星をあげ,続くアメリカに勝てるか大事な1戦。
第1セットは序盤からリードするも終盤に追いつかれるも,なんとか先制しましたが,そこは強敵アメリカ。第2セットは石井の好レシーブや冨永のアタックに加え奥村の活躍が光ったものの,なかなか点差縮まらず1-1の互角。

そして勝負の第3セット。鍋谷のバックアタックが効果的に決まり,接戦を制しました。第2セットで乱れたアメリカの軟攻に対応でき,鍋谷の効果的なバックアタックもさることながら,ポイントに結びつかなかったものの井上の好レシーブも大きかったようです。
いやあ,それにしてもラーソンの足技にはビックリ。足でのレシーブはたまに見ますが,あれだけきっちり返したのは記憶にない気がします。
このゲームいちばんの見ごたえのあるセットを演出したひとつの要因かも。

第4セット以降もこの流れでいけるかと思いましたが,やはりアメリカ。そうはさせてくれませんでした。
ブラジル戦でもそうでしたが,高さに対するハンディもあることながら,どうも強打を警戒するあまり軟攻に課題がありそうな気がします。
さて,今日はファイナルの中国戦。なんとか勝ってほしい。

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2017/09/08

日本 ブラジルに2連勝!

初戦で見せた圧巻の安定感を見せたサーブレシーブが高さのロシアの壁に阻まれ,まったくやりたいことができなかった全日本。
第3戦のブラジル戦。先日のWGで久々に勝利した相手。今回もロシア戦の課題を修正して連勝してほしい。

スターティングメンバーはチームを引っ張る荒木選手や新鍋選手に,セッターは3試合連続で冨永選手。そして初スタメンの奥村選手という布陣。
冨永選手はパイオニアレッドウィングス時代から知っており,いまだに現役で活躍されているのはうれしい限りですが,すみません,奥村選手はよく知らないのですが,これまで国際大会に出てましたっけ?

試合は第1セットを先行したものの第2セットは終盤に連続ポイントで逆転されるいやな展開。大事な第3セットは荒木選手がゲームを落ち着かせ,新鍋,石井選手もさることながら,スパイカーもこなす冨田選手が決めて王手を取るものの,第4セットは逆にブラジルの軟攻に終始リードを許し,ファイナルセットにもつれ込む展開。

さて,その第5セット。15点先取の短期決戦であり最初が肝心。1点目は冨永選手のサービスエースで先行。いやあ,さすがですねえ。冨永選手はパイオニア時代も攻守に活躍していましたが,いまだ健在。なんといってもスパイカーもこなせるセッターですから。
試合は,ようやく流れを取り戻し,好レシーブ,そしてサーブで揺さぶる試合運びで終始リード,ブラジルはどこかバタバタしてコートに落ち着きがありません。
いつもならビデオ判定を連発するブラジルの監督もちょっとおとなしい。これならいけるかも。

最後は内瀬戸選手が決めてくれました。今回はキャプテン岩坂の出番はなく,古賀選手やセッター宮下を欠きながらブラジル相手に勝利したことは,次のアメリカ戦につながるいいゲームではないですかねえ。

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2017/09/05

日本 グラチャン好発進

いよいよ始まったグラチャンバレー。ワールドグランプリではあと一歩のところでファイナル進出を逃した中田監督率いる新生全日本女子がどんな戦い方をするのか。初戦は去年のリオで連敗した難敵の韓国。エースのキム・ヨンギョンが欠場とのことですが,対する全日本もエース木村沙織が引退,長岡選手が長期離脱しているなか,古賀選手がまさかの欠場。はたしてアジアチャンピオンはどんな戦いを展開するのか。

試合は一進一退の攻防のなか2セット連取し,このまま一気に勝てるのか。しかし,そこは韓国。簡単には勝たせてくれません。優位に立っていた第3セット終盤,マッチポイントの場面で新鍋選手がアウトボールをレシーブしましたが,あれはしょうがないでしょう。土壇場で追いつかれる苦しい展開に終止符を打ったのは内瀬戸選手でしたが,このゲームをうまく立ち上げ,野本選手らの活躍を引き出したのは荒木選手ではないかと思います。
それにしてもサーブレシーブ成功率75%という驚異の守備を見せた全日本,次は強敵ロシア。

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2017/07/18

激闘を制したワールドグランプリ仙台大会

久々に開催された仙台大会最終日。1勝1敗で迎えた最終日は強豪ブラジル戦。
ブラジルに勝ったのはいつだったかも記憶にないくらいで,セルビア戦を引き摺らなければフルセットまでいけるかもという弱気な予想。とはいえ,相手はジャケリネ,アキンラディオ,シェイラといったスーパースターを引き継いだ新生チーム。世界ランク4位とはいえ,巧みな心理戦を織り交ぜてくるジョゼ監督率いるブラジルですから。
いっぽう迎え撃つ全日本もセッター対角に新鍋を起用するなど,これまでとちょっと違うメンバー構成となり,果たしてどんな展開を見せてくれるのだろうか。

第1セット開始早々にチャレンジを要求。結果的に成功しましたが,まずは心理戦でというところか。と思っていた矢先,キャプテンが審判に確認を要求。会場での説明ではよくわからなかったのですが,オーバーネットの判定に対してタッチネットがあったのではないかとのこと。この場合判定と違う部分についてのチャレンジはできないんですね。知らんかった。

そんなこんなでいつの間にか2セットを連取し,有利な試合展開となり,こりゃ楽勝かと思ったのですが,そこはブラジル。ブロックを修正され,単調な攻撃になってしまったこともあり2-2の振り出しに戻され,不安が頭で頭がいっぱいになった最終セット。
第2セット後半に投入され流れを呼び戻すきっかけになった島村のプレーで少しは希望が見えてきたかも。

20170716

第2セット スパイクを打つ内瀬戸選手

最終セットは,第4セットまで互角の試合展開となっていることもあり,ここはひとつ最初から気合を入れていかないと相手に流れを許すことになりかねません。試合は序盤からリードしているものの,点差はわずか。予断を許さない展開が続き,中盤で最大4点差をつけたものの,中盤に追いつかれます。この窮地を新鍋の機転のきいたプレーで逆転を阻止。そしてこの試合いちばんのハイライトともいえる,一体いつまで続くのかと手に汗を握る長いラリー。最後は奥村が決めましたが,どちらに転んでもおかしくない好プレーの連続に会場は騒然。

そして最後は相手のサーブミスでマッチポイントを逃れ,内瀬戸が決めてゲームセット。いやあ,久々の熱戦。そしてブラジルを撃破した試合を生で見られ,うえない幸福感を味わえました。
おめでとう!ニッポン

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