2019/11/01

4回転の競演

いよいよ女子にも4回転の時代の到来を思わせる大会となったスケートカナダ。

連覇を目指した紀平選手は,ロシアの新星トルソワの4回転の前に屈した形となりました。たしかに彼女の4回転は男子に劣らずきれいなジャンプでした。羽生選手は彼女のジャンプに刺激を受けたとしながらも,スタイルの違いやアプローチの違いについてコメントがありました。
その羽生選手とエキシビションの練習中にシンクロした4回転の動画をアップし,話題になっていますが,たしかに見ごたえのあるものですねえ。あれは彼女からのオファーということですが,できれば本番で見たかった。

みごとなシンクロ4回転

 

 

 

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2019/10/05

メダルへの戦術~苦しいスタート

こんなタイトルをつけるのはおこがましいが,ひとつの素人的な感想として流してもらえればありがたい。

初戦のドミニカ戦,セッター佐藤美弥,体格のアウトサイドヒッターに新鍋理沙を配置したS6ローテーション。

初からラリーが続く波乱を荒木のブロックポイントで先行。石井のバックアタックや奥村のブロード攻撃を絡めてブロックを絞らせない展開でリードして先行,3-1で勝利しましたが,ドミニカのレシーブがかなり良くなっている印象でした。対する日本はレシーブがレフト寄りになる傾向があり,ややもすると佐藤のセットアップが単調になりがちになり,ちょっと不安要素が見え隠れしたのが気になります。

続くロシア戦も同じメンバーの布陣でスタート。たしかにロシアのスパイクは威力がありましたが,高いことは高いのですが,日本のブロックの割れたところを狙われている印象を受けっけました。きっちりタイミングをとれば言われるほどではないように見えましたが,コートではどう見えているんでしょうか。とはいえ,ブロックの高さは脅威でした。

気になったのは古賀がまったく決められず石川に代わったこと。

古賀の不調をカバーした形になった石川は,相手にデータがないとはいえ,初出場ながら石井に次ぐ20ポイントをたたき出し,希望の光が見えたこと。

それが韓国戦でどう出るか。

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2019/09/28

有終の美を

やあ,セルビア戦は久々にしびれる展開でしたねえ。
第1セットは中盤に宮下,黒後の2枚替えするも僅差で失い,続く第2セットを失うも,古賀の復活に加え,終盤で見せた石井選手の難しいトスへの対応や鍋谷選手の速攻が見られ,内容的には互角,なんとかなる予感をさせます。

後がない第3セット。ここでも鍋谷選手の1枚ブロック,石井,新鍋選手のアタックなどで中盤から逆転。そして触発されるように奥村選手のブロックポイントが冴え,ようやく日本のやりたいことができてきました。続く第4セットも奥村,芥川選手の活躍で2回目のテクニカルタイムアウトを取り,フルセットに持ち込んだのにはしびれました。

石井選手は攻撃だけでなくレシーブも光り,たしかに頼りになりますが,石井頼みでは相手のマークをかいくぐることは難しく,攻撃にひと工夫ほしいところ。このゲームでは奥村選手のブロックが冴えるなど攻撃に幅ができ,気持ちいい白星でした。

最終セットは序盤が勝負。ロシア,アメリカ戦では最終セットの序盤で先行されたまま屈しましたが,セルビア戦は序盤の優位を保ったのがフルセットゲームを制した要因といえましょう。ただ,今回のセルビアは後半に集中力を欠いた連携ミスに助けられた面があるような感じだったので,足をすくわれかねないので,アルゼンチン戦は石井抜きでストレート勝ちしたものの,最終ゲームのオランダ戦に向けて集中していきましょう。

 

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2019/09/26

ファイナルで奇跡は

ここまで3勝5敗の8位と出遅れている中田ジャパン。結果だけをみれば順当な勝敗ともいえそうな状況で最後の大阪大会に向けて金星はあるか。
アメリカとはフルセットまで持ち込みましたが,ブラジルにはまさかのストレート負け。

そのブラジル戦,3試合ぶりのスタメンとなった古賀選手復活の兆しが感じられ,セッター佐藤選手のスーパーレシーブやトスワークも悪くなかったのですが,序盤はリードするもののシェイラやロベルタのスパイクを止められず,終盤に逆転される展開から抜け出せなかったのが痛い。

今回のブラジルは高さの脅威もなく,徐々にレセプションが良くなり,第3セットでは石井選手ら.の好レシーブから石川選手のアタックポイントにつなげる等,終盤まで互角の試合運びをしたのですが,9回裏の土壇場で逆転されてしまいました。

ここまでの状況をみるに,中盤までは互角以上の戦いぶりをみせているのですが,攻撃が単調なのか相手のブロックの網にかかり逆転を許す結果になっており,もう少し工夫がほしい気がします。
そうはいっても,今までは特定の選手に偏っていたバックアタックが,石井選手をはじめ多用していることや攻守の連携がとれてきているのは希望材料といえるでしょう。

最終週の大阪大会で奇跡の金星を期待したい。ただ,黒後選手出られれば攻撃の幅も出てくると思うのですが,間に合いそうもないのが残念。

 

 

 

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2019/09/18

白星取りこぼす

世界のトップに君臨するキム・ヨンギョンと並ぶキム・ヒジンを要する難敵の韓国を相手に白星が飾れるか中田ジャパン。

今回はロシア戦で好調だった.石川選手,キャプテン岩坂選手をスターティングメンバーに入れたS6ローテーションの布陣。なかでも石井選手の対角に入った石川選手は,石井選手を抜くチームトップの17得点をたたき出し,期待通りの活躍を見せ,今後のゲームの組み立てに幅を持たせてくれました。

さて試合は,第1セットは終盤に佐藤選手の活躍で先行しましたが,第2セットから流れが変わり,取り戻せないままに第2,第3セットを落としました。第3セットに石井選手に代わって古賀選手が入りましたが,それほど悪くはないものの,イマイチ起爆剤にはなりません。

効果的なブロックもなく,長はそれほど高くはないものの,イ・ジェヨンのアタックを止められず簡単に打ちぬかれ,相手のサーブにレセプションやトスを乱されて単純な攻撃になってしまってはポイントを奪うこともままなりませんなあ。身加えて,決定率はそれほど高くないものの,ここという時にキム・ヨンギョンにポイントを決められ,苦しい展開を変えることはできず。
韓国は彼女がコートにいるだけで落ち着きがあるようです。今の日本に木村選手のような柱がいないのは苦しいところ。

第4セットの最後の最後に連続ポイントで逆転したものの,最後のツメが甘く,きっちり決められて白星を取りこぼしたのは痛かったですねえ。
1勝2敗で8位と出遅れた中田ジャパン。巻き返しを期待。

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2019/09/15

エース復活

いよいよ長丁場のワールドカップが開幕。
初戦の相手はネーションズリーグでフルセット負けしたドミニカ共和国。

前回は2セット先行され,第3,第4セットを奪ったもののファイナルセットで屈したのですが,果たして今回はどうなるか。

第1セットの開始早々のラリーを荒木選手が決めて先制し,幸先のいいスタートを切り,第2セットも古賀選手の連続得点で終始優位にゲームを進めたのですが,このままで終わらないのがドミニカ。
案の定,第3セットは中盤から追いつかれて逆転され,思わず今回もフルセットかと思ったのですが,この窮地を救ったのが石井選手や新鍋選手。特にネーションズリーグでやや精彩を欠いたエース古賀選手の復活はうれしい限りです。加えて次世代の片鱗を見せた石川真佑。早く石川祐希の妹という看板が外れるといいですね。

さ,今夜は強敵ロシアの高さをどう攻略するか。

 

 

 

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2019/09/09

アジア選手権を制した若手の台頭

アジア選手権を制した女子バレーチーム。その主軸はU20世界選手権を制したメンバーだとか。名前を聞いても馴染みのない選手たちではあるが,キム・ヨンギョンを擁する韓国を撃破しての価値ある優勝チームの帰国に,待ち構えた報道陣はたったの4人だとか。

まあ全日本チームと比べたらマイナーとはいえ,なんか寂しいですなあ。とはいえ,かくいう私も石川選手の妹,石川真佑くらいしか知らないのですが。

記事によれば,トップチーム並みの戦術が高校バレーでも当たり前になっている,ストレートは誰が止めて誰が拾うか,クロスの時はどこを塞いでどのコースを抜かせるかといった,ディフェンスに対する意識の高さとそこからの攻撃の切り替え,ハイセットでもきっちり打ち切るなど,大事な場面での勝負強さの結果だとか。

今回のメンバーはあと一週間とせまったワールドカップのメンバーにその石川真佑が選ばれたのだからびっくり。MVPを獲得したビデオを見て決めたのだとか。その広い視野には感服しました。W杯まであと5日。五輪出場権はかかっていないとはいえ,各国とも五輪を見据えた位置づけをしていることは間違いないであろう今大会を五輪メダル獲得の試金石にしてほしい。

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2019/06/19

ドタバタ

 

決勝進出への重要なポーランド戦。難敵だけにここはしっかり白星をとりたいところ。
S6ローテーションと戦法をちょっと変えた中田ジャパン。序盤から有利な試合展開に,これはけるかもと思ったのですが,終盤のツメが甘く逆転を許し,その流れのまま第2セットもとられてしまいます。

第3セットは黒後から古賀に交代,石井・古賀・小幡・新鍋の攻守にわたる好プレーで流れを変え,終始有利な展開からセットカウント1-2と踏ん張りますが,第4セットは序盤から6連続失点でリードを奪われ,中盤に追いつくも,痛いミスもあり黒星を喫してしまいました。

試合全体として,もしかしてS6ローテーションとの組み合わせもあったのだろうか,ポーランドのブロックはストレート中心に締めているようで,クロス攻撃やバックセンターからのアタックが意外と効果があったようで,その辺をもう少し有効に使えたら面白かったかも。
それにしてもビデオ判定は恐ろしい。おかげで審判がドタバタして試合が中断することもしばしば。特に試合の流れのなかでのチャレンジには面食らったよう。特にスコアをめぐっての中断はどうもねえ。

ということで,残り2試合の白星で決勝進出を!

 

 

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2019/06/11

古賀復活

5週という長丁場のネーションズリーグ。選手もきついけど,見るほうもなかなかきついかも。

さて,これまで5勝4敗で迎えた後半戦,強豪相手の東京ラウンド。最初の相手は,ランキングはほぼ互角とはいうものの,相性の良くない難敵ブラジル。ストレート勝ちしたオランダ相手の流れを維持できるか。

最初に2セットを連取された日本。ここまで引っ張ってきた石井選手に代わり,復活した古賀がポイントゲッターの役割を果たし,相変わらず新鍋を中心に守備を固め,1セットを取り返し,勝負の第4セット。
相手のミスもあるものの,中盤までリードしていましたが,そこはブラジル。最後にきっちりと逆転されたのは残念。

それでも古賀の復活はうれしいかも。次は強敵セルビア。古賀,石井の攻撃陣と岩坂を中心としたMB陣のコンビで2018世界バレーに続いて白星を期待したい。

 

 

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2019/03/19

新女王は

いよいよ世界選手権開幕ですが,各選手の状況はどうでしょう。
男子では羽生選手のインタビューが報じられていましたが,聞いている限りではケガは完治しているとはいかないものの,心配したほどではないように感じました。
これまでの貪欲な発言はやや控え,もちろん勝負へのこだわりはあるものの,肩の力を抜いて楽しもうとする姿勢が垣間見られ,吹っ切れた演技を期待したい。

いっぽう女子は,相変わらず競争が激化していますねえ。国際大会負けなしの紀平選手,全日本女王の坂本選手,エース宮原選手の三つ巴で,誰が勝ってもおかしくない状況。
国外からも注目されている紀平選手は靴の調整がしっくりしているのかトリプルアクセルをきれいに決め,坂本選手や宮原選手も順調に仕上がっているようで調子はよさそうだし。

果たしてメドベージェワ選手を筆頭とするロシア勢を制するのは
新女王誕生するか

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