2007/06/08

10,000タッチ

社保庁の解体化のニュースが連日のように流れているが,国会を舞台にした机上の空論だけがカラ回りし,マスコミもそれに同調して世論をあおっているように思えてならないのは気のせいなのだろうか。ここまで集中砲火を浴びると同情したくなってくる。
一部の評論家やマスコミも,単純にデータ管理のミスだけをやり玉に挙げて検証できないのはおかしいと騒ぎまくっているが,それは従来の「カナ」データ世界に頼らざるを得なかった時代から「漢字」データへの切り替え作業がいかに困難な作業であるかをまったく理解していないようだ。

そんな中,ある番組で入力作業の実態が報道された。
職員の労働強化とならないよう,入力作業の条件を取り決めた。それは,約50分につき15分の入力しない時間を設けること。1日の作業は10,000タッチまでとするというようなものであるという。その作業量は,内閣の名前をカナ入力で45回入力するのに相当し,パソコン教室のインストラクターは約40分で済むというものだった。
もちろん入力のプロでない職員は,それ以外にも業務があるであろうから単純な比較はできないが,ちょっとした文書を作成しただけでも軽くオーバーしてしまう業務量である。なんとも悠長な話である。

これまでの批判を受けたためかはわからないが,国民向けのチラシ配布をやっていた。しかし,聞けば課長以上の職員だという。
それっておかしかないか?
一般職員はどうしたのだろう。またもや労働強化を盾に管理者に押し付けたのか?

今取り組んでいる内容が国民に伝わってこないことが事態を一方的に悪い方向へ向かわせていることから,反省すべきところは素直に認めて次の展開をもっと積極的に打って出るべきである。このままでは国が果たすべき国民への責任を放棄してきた責任をかぶせられ,年金制度の崩壊という最悪の結果を招きかねないと思っていた。しかし,このような実態を見せつけられると,ちょっとは応援しようという気持ちもなくなってくる。
いったい社保庁自身はどうしたいのだろうか。このままじっと時が過ぎるのを待っていたら政争の具にされてしまうだけなのだが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/07/17

電子政府はコストダウンになるのか

世の中インターネットでできる手続が増え、時間に関係なく居ながらにしてできるのはかなり便利である。
しかし、インターネットが普及し、ブロードバンドの普及率が全国平均で46%とはいえ、はたして実態はどれだけの人が利用しているのであろうか。

そういえば、財務省はe-Jaapan戦略の目玉でもある電子申請が無駄遣いだから廃止しろと指摘した。
指摘を受けたのは外務省のパスポート申請業務で、1件当たりのコストは1,600万円になるという。
たしかにとんでもないことだが、これはほかの業務にもいえる。
申請そのものは電子的にできても、許可証の発行用に返信封筒を送れとか、図面は別に送れとか、手数料は収入印紙で郵送しなさいとか、いまだに書類が幅を利かせている。
パスポートにしてもすべて電子化できず、無理やり電子化しようというところに問題がある。

電子化のメリットが活かされていないところに根本的に問題があるのに、そこを解消せずになにがなんでも電子化させ、赤字になったからと単純に指摘することのほうが問題だといえる。
本気でコストダウンしたいなら、根本的に電子化になじむ制度にすべきである。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/11/01

どうなる?小泉政権

第3次小泉改造内閣が誕生した。
しかし、正直この顔ぶれには驚いたね。
官房長官は妥当な線かもしれないが、なんで麻生前総務大臣が外相になるんだ?
悪いけど、国会での麻生氏の電波法改正に対する答弁を聞いていたら、どこが担当大臣だろうかという内容の答弁だった。まあ半分は事務方の責任だろうが。
直接麻生氏の講演を聞いたことがあるが、あごだけは強そうである。そこが買われたのだろうか。

その後任の総務大臣が竹中平蔵氏とは。
たしかに竹中氏は郵政民営化の先鋭であるが、民営化法案が成立した今、財政改革を命題とするのはいいが、情報通信分野の手腕に疑問が残る人物を総務大臣にするかね。郵政だけが総務省の仕事じゃなかろうに。

民営化法案に反対したという理由で野呂田元農相を初めとした議員を処分し、民営化に貢献した議員を要職に起用し、郵政民営化なくして行政改革なしと豪語した小泉首相。いよいよもって独裁体制が固まってきた。
はたして行財政改革をどうすすめるのか。今後の行方を注目したい。

ま、たまにはこんな話もいいか(^ ^;

| | コメント (1) | トラックバック (0)