2016/03/12

5年目の祈り

あの大震災から5年目の節目に,各地で鎮魂行事が行われました。
5年前のあの日,あの時間,街中を行く人々も立ち止まって黙祷をささげました。
忘れなければ前にすすめない。しかし,忘れてはいけないあの日。当日はどのテレビ局も競って特番を流しましたが,その日だけのイベントにならないようにしてほしい。

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市内中心部に設置された献花場

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キャンドルナイト

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復興がすすむ被災地

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2014/05/19

中途半端な美味しんぼ

東日本大震災による福島原発事故で甚大な被害を受けた福島県に対する、偏見以外のなにものでもない美味しんぼの問題提起は大きな波紋を呼び、必死で復興に取り組む地元からの反発も当然のことといえます。

作者は悪意はなく問題提起のつもりとのことですが、あの作品の内容は表現の自由を差し引いても事実を巧妙に取り入れた偏見以にしか思えない。揚げ足をとるつもりはないが、福島県全体を除染して住める土地にはできないなど、あたかも福島だけが汚染されているかのような印象を受けますな。周知のとおり原発の影響は単純に県域で括れるものではなく、汚染を福島に押し込めようとする無謀な論理にも受け取れます。

その後、批判を受け止め、表現のあり方について見直すとのコメントとともに、編集部の見解を載せるとのことで買ってみたが、うーん、表現がソフトになり、会津地方の料理を普通に紹介したうえで「福島は日本の都部ではなく、日本が福島の一部」などとそれらしい内容にはなっていたものの、根底に偏見があるようにしか思え、どうもすっきりしない。

各界の意見を掲載し、公平に賛両論を扱ったようにも見えるが、しばらく休載って何?言いたいことだけ言ってハイさよならってわけですか。作品の休載は既定路線とのことですが、あまりにもタイミングがよすぎ。

そういえば掲載号は早々に売り切れたとか。これって、うまく販売戦略にのせられたんでしょうかねえ。

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2013/10/04

震災復興<オリンピック

ついに総理は消費税の引き上げを表明した。
世論調査によれば賛成が過半数を超えたとのことであるが、果たして本当に経済効果はあるのだろうか。どうもマスコミに誘導されているのではという疑問が消えない。

その1
10月からの値上げラッシュ。ガソリンはそこそこ落ち着いたようであるが、食品をはじめ、ことごとく値上げされている。価格は据え置きでも容量が少なくなるなど、五月雨式に実質値上げの輪が広がっている。
それでは収入はどうかというと、震災復興のために我慢せよと抑制攻撃がかかり、私的でいえば年収で数十万円の減収になっている。企業に対して給料を上げるよう言っているようであるが、このご時世にあげられるわけはない。よって、庶民の台所の赤字は雪だるま式に増える。

その2
オリンピックが東京に決まったことに文句はないが、今やることだったのだろうか。2020年までに経済が上昇すればいいが、その見通しは不透明。
その代償として、復興減税の前倒し廃止により、ただでさえ遅れている震災復興がさらに遅れるのは目に見えている。原発問題にしても、次々と問題が発生しているにもかかわらず制御できているなどと、事実を歪曲した発言を繰り返しているのはいかがなものか。
スポーツの持つ力を否定するわけではないが、まずは国民の、世界の人々の安全を守る対策のための財政確立が最優先だと思う。

などと、最近の報道を見ていて思うこの頃。どうも試算されている経済効果の恩恵を庶民が受けるとは思えないのだがねえ。

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2013/08/26

被災地に灯~ようやく復電

先日、東日本大震災による停電が、原発事故で立ち入り制限されている福島県内の一部を除いて完全に復旧するとの報道がなされました。そして今日、地元紙にもトップで大きくそのことが取り上げられています。

場所は石巻市内で、被害の大きかった北上川の河口に位置する地域。津波は北上川を遡上、その上流にある大川小学校も飲み込み、7割の児童が死亡・行方不明になったことから、その被害規模は想像をはるかに超えていることがおわかりいただけると思います。

同地区は他の地域と同様に地盤沈下により危険区域に指定されたこともあって復旧作業が遅れていましたが、ようやく2年5ケ月ぶりに復電。これで復興にはずみがつきそうです。かくいう私も、まさか未だ停電している地域があるとは思ってもいませんでした。しかし、それでも原発事故の影響で福島県内の一部はまだ手つかずの状態であり、全面復旧となっていないのが残念。いったい、いつになったら全面復旧の目途がたつんでしょうかねえ。

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2012/05/18

節電対策の矛盾

今年も北日本にとっては早すぎるクールビズが実施されたが,まったく実感がない.某新聞に7月から実施される電力需給対策の記事が載っていた.関連としてオール電化の矛盾についての記事があった.これまで電力各社がこぞって推進してきたオール電化が節電の足かせになっているという.これまでのガスや石油から電力に替えたことによって,その使用電力量を試算すると全国で原発の2~4基分になるのだとか.

これまで火気を使わず安全だということで力をいれてきたが,節電対策を阻むことになることから,各社は昨年夏から販促を控えているということだが,住宅業界では相変わらず目玉にしているように思える.
経産省も昨夏は節電のためにIH調理器を使わないでと呼びかけたが,今夏は原発が止まったことでいっそう電力の不足が予想される.ということは,昨年以上にIH不使用政策がとられるのだろうか.しかし,それを使わないということになれば,新たにカセットコンロとかを買わなくてはいけないのだろうか.これまでのガス器具から高額を負担して電化した人にとっては,まさに泣きっ面にハチである.

そうでなくても所得が減少しているなかで消費税のアップや節電のための新たな出費をというのは無茶もいいところ.けっきょくは節電するためには一般国民に負担を押し付ける政策しかないということか.

いよいよ明日からはバレーボールのオリンピック出場をかけた最終予選が始まる.我が家の電力は節電に逆らうごとく使用電力が増加しそう・・・

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2012/03/31

地デジ化完了

春ですねえ.春といえば新入生や新社会人がまぶしく見える季節.そして,いくつかの別れがある.
全国的にはいまさらの話題であるが,東日本大震災の影響で岩手,宮城,福島の被災3県では,延期されていた地デジ化がようやく実施され,本日の正午をもってアナログ放送が終了し,テレビの番組表からもアナログが消えた.これで完全にアナログ放送に幕が下ろされたわけである.

同時に,BSに新しくチャンネルが増えた.これで計29チャネルとなったが,CSを含めるといったい何チャネルあるのやら.
それはおいといて,某放送局は,これでますますBS契約の勧誘にいそしんでくるのだろうか.なにせこれまでBSチューナー内蔵ではなかったブラウン管テレビ時代は別にチューナーを用意する必要があったが,現在の地デジテレビはほぼBSチューナーが標準で搭載されている.BSを視聴しないというのは通用しないだろうな.

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地デジとアナログを2画面で比較してみた

これで日本全国きれいな映像が観られることに・・・なったはずなのだ.しかし,地上波のデジタル化は,これまでエリアぎりぎりでもなんとか観ることができたが,デジタルの特性ゆえに観れなくなる新たな難視地域は出ていないのだろうか.これらを解消して初めてデジタル化の終了といえる.

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2012/03/11

あれから1年

時のながれは早いもので,あの大震災から1年を迎えた.その瞬間,何が起きたかわからないまま時間が止まったことが脳裏を横切る.
テレビでは各局で特番が流れているが,ローカルでは毎日のように震災のその後のニュースが流れており,いやでも毎日同じテロップが流れていた当時を思い出す.忘れてはならないことであり,現状を知ってほしい気持ちはあるが,ここまで繰り返されると気が滅入る.

被災地は復興に向けて歩き始めているが,なかなか前進しない.久しぶりに被害の大きかった石巻市を訪れてみたが,まだまだ復興というより復旧という言葉がふさわしい光景が広がっており,行き場のないガレキが行く手を阻んでおり,そこにはまだ生活感はない.

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荒れ地となった被災地でがんばる仮設店舗

港町を支えてきた漁船の被害も甚大で,船舶の命綱である重要な通信を行ってきた海岸局が全壊,ついに廃止が決まったとか.仙台市の中心部は補修工事がすすみ,外見上は何事もなかったかのように見えるが,まだまだ傷痕は消えていない.

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廃局が決まった無線局

これをひとつのステップとして,復興に向けて自立していくことが復旧に協力してくれたボランティアをはじめ,全国の善意に応えることにつながる.と,思うのだが,人間そう簡単に割り切れるものではなく,被害が少なかった自分でさえまだ引きずっている.ましてや家族を失った方々はまだまだ時間がかかると思う.気長に見守ってもらえないだろうか.

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2012/01/17

あれから・・・

阪神淡路大震災から今日で17年。そして、東日本大震災から1年が過ぎようとしている。今回の大震災では、被災を経験した神戸市をはじめ全国のボランティアの方々に感謝したい。被災地では、支援に感謝し、また神戸の犠牲者に黙とうを捧げたという。

今回の震災では、直後の復旧活動以外でも物心両面にわたる支援をいただいた。保管していたすべての電球が流され、開催が危ぶまれた冬の風物詩であるSENDAI光のページェントは全国各地の団体から電球を借り受けることで無事開催された。おかげで復興支援ツアーの影響もあるのかもしれないが、過去最高の290万人の人出があった。

こういった善意にいつまでも甘えているわけにはいかない。1日も早く自ら歩き始めることが善意に応える道であると思う。
と書いたところで、謝らなければならないことが。申し訳ないが、ニュースを見るまで思い出さなかった。同僚の知人も被災して心を痛めたはずなのに、対岸の火事とみていたのかもしれない。
東日本大震災もいずれ風化していくのかもしれないが、地震大国に住む者として、被災地に住む者として、自らの力で復興していくのはもちろん、これらの教訓を後世に残していくことが課せられている。

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2011/09/11

心にきざむ日

今日は史上まれにない日となった。その日、今から飲みなおそうと浮かれていたところへ、友人からメールが入った。どうせ明日の飲み会のことだろうと思っていたら、とんでもない内容だった。
急いでつけたテレビ画面には、まるで映画のワンシーンのようなニュースが流れていた。今日はグラウンド・ゼロから10年。画面からは厳戒態勢のなかで行われたNYの映像が流れている。アメリカのマスコミは「恐怖と苦痛と復讐の10年」というタイトルの報道もあったとか。

そして日本では、未曾有の災害、東日本大震災から半年を迎え、各地では慰霊祭が行われた。ニュースでは復旧から復興へとテーマが変わっているが、被災地ではいまだ復旧がすすんでいない。うず高く積まれて放置されたガレキの山や津波で流された跡地は徐々に緑色になり、自然が戻ってきたように見えるが、なんのことはない、手が回らないところに荒野の前兆ともとれる雑草が生えてきただけである。

復旧の大きな力となった自衛隊は撤収したが、地元警察をはじめとした行方不明者の捜索が行われている。そんな現状をいかに打開するか、政府はどこまで真剣に考えているのだろうか。「死の町」発言に加えて「放射能をうつしてやる」発言にいたっては、政治家以前に人間性を疑わざるを得ない。本人はブラックユーモアのつもりかしらないが、あまりにも無責任な発言である。

そんな中、仙台市内は音楽であふれた。定禅寺ストリートジャズフェスティバルは今年で21回目となり、ひとつのフェスティバルとしては日本最大級の参加グループ数を迎え入れるまでに成長し、復興への希望を与えてくれた。今日は、爪跡は深いが少しずつでも再生に向けて気持を新たにする日となった。

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2011/07/04

高速道路の無料化廃止は有効か

高速料金の休日上限が廃止されてから約半月。果たして高速事情はどうなったのだろうか。先の記事でも触れたが、料金所は逆ラッシュというか一般通レーンの混雑が徐々に目立ってきている。これまでも災害復旧用の緊急車両の無料化によって渋滞が生じており、それに拍車がかかった格好である。
特に高速を使う用事もないので実態は見ていないが、付近の高速道路の案内板ではインターの渋滞を知らせる内容が目立ってきていることから、たぶんそうなのだろう。

しかし、この施策は本当に有効なのか。被災地域では、高速道路が無料になる被災証明書罹災証明書の交付申請が急増しているらしい。仙台市では6月末ですでに78,000件を超える罹災届出証明が発行されているとのこと。
発想自体はアリとは思うが、果たして思惑通りの結果が出るのか疑問が残る。財源確保の観点からみれば、被災者を無料化しても一般車両の無料化を廃止することで、ある程度の財源は確保できるかもしれない。

ただ、復旧支援という意味ではどうか。被災者にとっては経済的負担が軽くなることはたしかなのだが、逆に被災地への流入コストが高くなり、物流に歯止めがかからないだろうか。
少しずつではあるが復興のきざしが見え始めた。少し前にYou Tubeで岩手県の酒造会社による花見のお願いが話題になった。宮城県の被災地に蔵を構える酒造会社も徐々に立ち直り、品不足が解消されつつあり、物価も少しずつ安定してきているだけに、被災地への流入コスト上昇が杞憂に終わることを願いたい。

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